勉強量・給料・プレッシャーのバランスは取れていますか?
「この仕事、割に合ってるんだろうか」
看護師として働いていると、ふとそんな疑問が頭をよぎる瞬間が誰しもあると思います。
毎日新しい知識を覚え、
インシデントに怯え、
命を預かる責任を背負いながら働いているのに、
給料はそこまで高くない。
むしろ、同年代の他職種と比べて「割に合っていない」と感じる人も少なくないのではないでしょうか。
仕事において大切なのは、「やりがい」だけではありません。
【勉強量・給料・プレッシャー】
この3つのバランスが取れているかどうかは、働き続けられるかを左右する大きな要素です。
看護師という仕事の「勉強量」は多すぎる
看護師は、資格を取って終わりの仕事ではありません。
むしろ、資格を取ってからが本番です。
新人時代は、業務を覚えるだけで精一杯。
プリセプターからの指導、勉強会、自己学習、レポート、看護研究、委員会活動。
これらは勤務時間外にも当たり前のように存在します。
さらに、医療は日々進歩しています。
ガイドラインの更新、新しい薬剤、医療機器。
「昨日までの正解」が、今日には変わっていることも珍しくありません。
この終わりのない勉強量は、看護師という仕事の大きな特徴です。
給料は「責任と勉強量」に見合っている?
一方で、給料はどうでしょうか。
夜勤手当や残業代がなければ、手取りは決して高くない。
ボーナスがあっても、身体的・精神的な負担を考えると「これだけ?」と感じる人も多いはずです。
年数を重ねるごとに、
できることが増えて嬉しい反面、責任も重くなっていく。
でも給料の伸びは緩やか、という現実に直面します。
命を預かる仕事でありながら、
一つのミスが大きな事故につながるプレッシャーの中で働いているにもかかわらず、
「責任の重さ」と「報酬」が釣り合っていないと感じること、決して珍しくありません。
むしろ、ほとんどの看護師が一度は感じていると思います。
見えない「プレッシャー」が一番しんどい
看護師のつらさは、忙しさだけではありません。
一番消耗するのは、目に見えないプレッシャーです。
- ミスをしてはいけないという緊張感
- 先輩や医師からの評価
- 揚げ足を取るようなお局看護師
- 患者や家族への対応やクレーム
- 人手不足による常にギリギリの現場で休めない環境
常に気を張りながら働く状態が、何年も続きます。
しかも、そのプレッシャーは「慣れれば楽になる」と簡単に言えるものではありません。
経験を積むほど、責任は増え、判断を任される場面も増えます。
プレッシャーが減るどころか、質が変わって重くなる。
それが看護師の現実です。
バランスが崩れると、心と体が先に壊れる
勉強量が多く、給料がそこまで高くなく、プレッシャーが強い。
この3つのバランスが崩れた状態が続くと、どうなるでしょうか。
- 朝起きるのがつらい
- 仕事のことを考えると気分が落ち込む
- 休日も疲れが抜けない
- 「辞めたい」という言葉が頭を離れない
こうしたサインは、あなたが弱いからではありません。
環境と負荷が、明らかにオーバーしているだけです。
バランスは「職場」によって大きく変わる
同じ看護師でも、
- 急性期病院
- 慢性期病院
- クリニック
- 訪問看護
- 施設
- 企業
働く場所によって、
勉強量・給料・プレッシャーの比率は大きく異なります。
もちろん、それぞれの職場・職種ごとに「違う種類の大変さ・プレッシャー」はあると思います。
しかし、
- 1分1秒を争う状況ではない
- 人間関係がよく、助け合える環境
- 相談できる先輩がいる
- 残業が少ない
などが変わるだけで、「しんどさ」は驚くほど変わることもあります。
「今の職場がすべて」ではありません。
バランスが取れない場所に居続ける必要はないということを覚えていてください。
「やりがい」だけで自分を消耗させないで
看護師は、まじめで責任感の強い人が多い仕事です。
だからこそ、「やりがい」や「患者さんのため」という言葉で
自分を後回しにしてしまいがちです。
でも、やりがいは心と体に余裕があってこそ感じられるもの。
限界まで追い込まれた状態で働いても、
成長どころか、すり減っていくだけです。
まとめ:バランスを見直してより良い看護師ライフを
勉強量・給料・プレッシャー。
この3つのバランスを見直すことは、今後の看護師人生で大切な軸になってきます。
「今の自分に、この働き方は合っているか」
そう問い直すことは、長く働くための大切な判断です。
頑張り続けることよりも、
無理なく続けられる場所を選ぶこと。
それが結果的に、
あなた自身の人生も、看護師としての時間も、
大切にすることにつながります。
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