※この記事は、前回の記事の続きです。
▶︎前回:看護師3年目、涙が止まらない日々。異動か退職かで悩んだ話【看護師リアル体験談】
手術室で働き始めてから、仕事のことで涙が止まらなくなる日が続いていました。
家にいても、仕事のことを考えるだけで胸が苦しくなり、自然と涙があふれる。
その状態が日常になり、自分一人ではもう抱えきれないと感じていました。
「まだ大丈夫」だと思っていたけれど
正直なところ、私自身はまだ「病院に行くほどではない」と思っていました。
ご飯は食べられているし、夜も眠れている。
仕事のことで泣くのはあるけれど、うつではないし…
そう思っていました。
でも、プリセプターから
「一度、専門家に相談してみるのも手だよ」
と言われたこともあり、メンタルクリニックを受診することにしました。
初めてのメンタルクリニック
メンタルクリニックに行ったこともなく、
どこに行けばいいのかわからなかったので、
自宅から行きやすい立地にある有名なメンタルクリニックに行きました。
予約はネットからで、有名なクリニックのため即日予約はできませんでした。
3日後くらいに予約をして、その間もつらい中働き続けていました。
予約当日、ドキドキしながらクリニックに行きました。
そして待合室で長いこと待ったのちに診察室に通されました。
診察室での涙
診察室には、医師と記録係の方がいました。
これまでの経緯を簡潔に話そうと思ったのですが、
話出した途端涙が止まらなくなりました。
うまく言葉にできず、説明が伝わったかどうかもあやふやです。
「家でも仕事のことを考えると涙が出てしまう」
「死にたいわけじゃないけど、通勤中にちょっと車にぶつかったり轢かれたりしたら仕事に行かなくて済むのにと考えてしまう」
「看護師3年目の終わりまでは頑張りたいけど、もう限界に近い」
「退職も考えている」
など、自分の置かれている状況や思考を一生懸命に伝えました。
涙をこらえようと必死でしたが、自然とあふれてしまいました。
言葉にならない言葉を何とか紡いている間も、医師は耳を傾けてくれていました。
あまり人に自分の感情をさらけ出すことをしない性格のため、
今まで我慢していたものが一気に涙と共に流れ出たような感覚でした。
診断結果と休職
医師からは「適応障害」と診断され、1ヶ月の休職の診断書をもらいました。
医師からは、
まず1ヶ月休職し、その間もクリニックに通ってもらう。
1ヶ月後の最後の診察で、その時に職場に戻れる精神状態かどうかを判断。
大丈夫そうならその時に復職、難しそうなら休職を延長しよう。
そんな話をされました。
診断名を聞いた瞬間は、正直複雑な気持ちでした。
「やっぱりおかしかったんだ」
「休職なんて…戻れるのかな」
「これでやっと行かなくていい理由ができる」
自分でも気づかないうちに、心と体は限界を超えていたのだと実感しました。
師長ではなく副部長に提出した理由
診断書を提出するにあたり、本来なら直属の師長に出すのが常識です。
でも私は、その時師長に対して不信感を抱いていました。
• 過去に有給を使わせてもらえなかったこと
• 異動の相談を持ちかけたときに否定的だったこと
「この人には相談しても守ってもらえない」
そう思い、看護副部長に面談を申し込みました。
ただ予定が合わず、診断書をもらった日から6日経った日に面談をしました。
看護部で副部長に直接診断書を提出しました。
提出した瞬間師長が呼ばれて、結果、
即日休職が決定しました。
看護部から手術室に戻る際、師長に
「なんで私に先に出さなかったの?」
「普通は直属の上司に出すものなんだよ。」
「出しづらかった?」
と詰められました。
「師長に出しても受理してもらえないと思いました!」
なんて言えるわけもなく…
ただ「すみません」と謝りました。
振り返って思うこと
この時の経験から学んだことは、
• 涙や体調不良は「弱さ」ではなく、心と体が限界を知らせるサインである
• 頑張るよりも、自分を守ることが先
• 「辞める・休む」は逃げではなく、自分を大切にする行動
です。
今、同じように悩むあなたへ
もし今、仕事のことで涙が止まらなかったり、胸が苦しくなるほど悩んでいるなら、どうか自分を責めないでください。
涙や苦しさは、あなたの心と体からのSOSです。
無理に我慢せず、信頼できる人に相談する、専門家に話す、休む。
どれも立派な選択肢です。
私の経験が、少しでも「自分を守る勇気」を持つきっかけになれば嬉しいです。
▶︎次回:休職中、何をしていたのか|適応障害と診断された看護師の1ヶ月【看護師リアル体験談】
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