新人看護師として働き始めてから、
- 自分は知識が足りない
- 技術がまだまだ
- 周りと比べてできていない気がする
そんなふうに感じて落ち込んでしまうことはありませんか?
私も1年目のとき、同じように思っていました。
でも、あるとき先輩に言われた言葉があります。
「最初から何でも1人でできる人はいない。
いたらプリセプターの意味ないでしょ。」
この言葉を聞いたとき、すごく気持ちが楽になったのを覚えています。
今回は、新人看護師が感じやすい
「知識や技術が足りない」という不安との向き合い方についてお話しします。
最初からできる人はいない
新人看護師の多くが、
「自分だけできていない」
と思いがちです。
でも実際、最初から完璧にできる新人看護師はいません。
自分よりできるように見える同期も、
失敗や未熟さに悩んでいるかもしれません。
もし本当に何でも1人でできるなら、
- プリセプター制度
- 指導体制
- 新人研修
は必要なくなってしまいます。
つまり、
できないことがあるのは当たり前。
それを前提として教育体制が作られているのです。
できなかったことを全部落ち込む必要はない
新人の頃は、
- 手技がうまくできなかった
- 報告がうまくできなかった
- 知識を聞かれて答えられなかった
など、うまくいかないことが毎日のようにあります。
でも、その一つ一つを
「自分はダメだ」
と落ち込み続ける必要はありません。
もちろん、自分の失敗を振り返ることは必要です。
反省して
- 一度行った手技
- 学んだ知識
は忘れないようにし、次は間違えないようにする。
ですが、できなかったことを全部背負い込んだり
ずっと引きずる必要はありません。
看護師は「全部完璧」にはならない
実は看護師を続けていても、
「自分は全部完璧にできる」
と思えるようになることはほとんどありません。
なぜなら医療は、
- 新しい治療
- 新しい薬
- 新しい知識
が日々増えていくからです。
どれだけ経験を積んでも、
「まだ知らないことがある」
と感じることは必ずあります。
「足りない」と思える気持ちは成長につながる
哲学に
「無知の知」
という言葉があります。
これは、
自分が知らないことを知っている状態
という意味です。
看護師の仕事でも同じで、
「自分はまだ足りない」
と思えることは、実はとても大切な感覚です。
なぜならその気持ちがあるからこそ、
- 学ぼうとする
- 確認しようとする
- 慎重に行動する
ことにつながるからです。
もし
「自分は全部できる」
と思ってしまったら、
むしろその方が危険かもしれません。
慢心や油断がインシデント・アクシデントにつながることは往々にしてあります。
不安を感じることは決して悪いことではない
新人看護師のときに感じる
- 知識が足りない
- 技術が足りない
という不安は、
決して悪いものではありません。
むしろそれは、
看護師という仕事に正面から向き合い、
責任感を持って働いている証拠でもあります。
だからこそ、その気持ちを
「自分は向いていない」
と否定する必要はありません。
冷静に自分に欠けている知識・技術はなんなのかを考えて、
それを無くしていくことで自分の理想の看護師に近づいていけるはずです。
まとめ
新人看護師が
「知識や技術が足りない」と感じるのは、とても自然なことです。
- 最初から何でもできる人はいない
- できなかったことを全部落ち込む必要はない
- 日々進化する医療で完璧を目指すのは難しい
- 足りないことを自覚して自ら学ぶ姿勢が大切
「自分はまだ足りない」と思える気持ちは、
あなたが成長していくための大切な感覚です。
今はできないことが多くても大丈夫。
少しずつ経験を積んでいけば、
必ずできることは増えていきます。
焦らず、一歩ずつ進んでいきましょう。
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