看護師が退職するときに使える退職理由まとめ

看護師の退職手続き

引き止められない・揉めない・心を削られないために 

看護師として働いていると、

「辞めたい」と思った瞬間よりも、実はそのあとに悩むことがあります。

それが、

「どんな理由で辞めればいいんだろう」

という問題です。

私自身もそうでした。

私は退職理由を作るために、彼氏と職場から遠い場所で同棲を始めました。

そんな不純な動機での急な同棲だったので、うまくいかずにすぐ別れてしまいましたが。笑

本当の理由は

給料、師長との関係、夜勤、体調、将来への不安。

でも、それを正直に話してしまうと、

  • 引き止められる
  • 改善案を提示されて話が長引く
  • 「異動でいいよね?」と言われる
  • 退職までの期間が気まずくなる

そんな未来が簡単に想像できました。

この記事では、

あなたを守るための「退職理由」をまとめています。

目標はひとつ。

静かに、確実に、心をすり減らさずに辞めること。

自分に合った退職理由を、ここから選んでください。

大前提:退職理由は「本音」である必要はない

まず、これだけは覚えておいてください。

退職理由は、

あなたの誠実さや人間性を測るためのものではありません。

退職理由を伝える相手は、

友人でも、家族でも、人生の理解者でもない。

「職場の上司」という立場の人です。

他人である師長に、あなたの気持ちや私生活を

すべて説明する義務はありません。

退職理由のおすすめは、次の3つを満たすものです。

  • それ以上踏み込まれにくい
  • 反論されにくい
  • 改善提案につながりにくい

この視点を忘れないでください。

【最強】何も知られたくない場合:「一身上の都合」

正直に言って、これが最も無難で強い理由です。

「一身上の都合により、◯月◯日で退職します」

これ以上の説明は不要です。

「冷たい」「誠意がない」と言われることもありますが、

退職は許可をもらう行為ではありません。

一身上の都合は、

説明しないことが前提の言葉です。

もし深掘りされたら、こう返せば十分です。

「私的な事情になるため、詳しくはお話しできません」

これで話は終わります。

すでに師長との関係が悪い場合や、

余計なやり取りを増やしたくない人に向いています。

【使いやすい】体調を理由にする場合

精神的・身体的に限界が近い人にとって、

非常に現実的で使いやすい理由です。

使える例は、こんな言い方です。

「体調面を考え、今後この勤務形態を続けるのが難しいと判断しました」

「医療機関に相談し、環境を変えた方が良いと判断しました」

ここでのポイントは、

病名を言わないこと。

「適応障害」「自律神経」など具体的に言うと、

  • 勤務変更
  • 異動
  • 休職

といった提案に話がすり替えられやすくなります。

「専門家に相談した上での判断」という形にすると、

それ以上踏み込まれにくくなります。

診断書がある場合は、なお有効です。

【注意】「夜勤が合わない」を理由にするとき

夜勤を理由にする場合は、言い方が重要です。

❌ NG例

  • 「夜勤がきつくて」
  • 「体力的に無理で」

→ 「回数を減らそうか?」で終わってしまいます。

✅ OKな言い換え

「今後の生活や体調を考えたとき、

夜勤を含むこの勤務形態そのものが合わないと判断しました」

ポイントは、条件変更では解決できない形にすることです。

「夜勤が嫌」ではなく、

「この働き方が合わない」と伝えましょう。

 

【前向き】キャリアの方向性を理由にする場合

そのまま言うと、深掘りされやすい理由です。

❌ そのまま言うと危険

「キャリアを考えて」

→ 「異動じゃダメ?」につながりやすい。

✅ 使える言い換え

「今後のキャリアを見直す中で、

現職では難しいと判断しました」

抽象度を上げ、

個人の判断に帰結させるのがコツです。

または、その病院に無い科で働きたい、

その病院が力を入れていない領域の専門性を深めたい、

というのも有効です。

【強い】家庭の事情を理由にする

非常に踏み込みにくい理由です。

「家庭の事情により、今後の勤務継続が難しくなりました」

これ以上説明する必要はありません。

詳細を話すと、

事情聴取のような流れになることがあります。

私は実際に

「通勤時間が長くなるため」と伝えた際、

  • 「事前に相談してくれればよかったのに」
  • 「私の方がもっと通勤時間が長い」

と、退職を止めるための論点ずらしで反論され、なかなかスムーズに行きませんでした。

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引っ越しや通勤を理由にする場合は、

物理的に通えない場所に引っ越すと伝える、

または

「通勤時間を含め、現在の生活を維持するのが難しくなりました」

と言い切ることが大切です。

【絶対に避けたい】正直すぎる退職理由

以下は本音でも、伝える必要はありません。

  • 人間関係がつらい
  • 師長が合わない
  • 職場の雰囲気が合わない

これを言うと、

  • 改善提案
  • 話し合い
  • 異動の打診

に発展し、退職が遠のくことが多いです。

本音は友人やSNS、日記で吐き出して、ここでは留めておきましょう。

退職理由より大切なこと

実は一番大事なのは、伝え方です。

❌ 相談口調

「辞めたいと思っていて…」

✅ 決定事項として

「◯月◯日で退職することに決めました」

理由は添え物です。

主役は、あなたがすでに決めているという事実なので堂々と伝えましょう。

最後に

退職理由は、

あなたが安全にその場を離れるためのツールです。

優しさゆえに、正直に話して傷つかなくていい。

師長は、あの手この手で退職理由を「退職しなくていい理由」に変えて引き止めようとしてきます。

「あなたと同じ条件だけど働いている人がいる」

「私の方がもっと悪条件だけど頑張っているからそれで辞めるのはおかしい」

などと言ってくる人もいます。

でも、誰かの基準ではなく、自分の人生にとって無理かどうかだけで判断していいのです。

納得してもらわなくていい。

理解されなくていい。

あなたが守るべきなのは、

患者さんでも、職場でもなく、

あなた自身です。

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