私はオーストラリアに1年間、イギリスに2年間ワーキングホリデーで滞在しました。
ワーホリに行きたい人・行く人の役に立てばと思い記事を書いています。
でもまず最初に、伝えたいことがあります。
「ワーホリ行く」って言ったら、必ず
「何を目標にしていくの?」
「目標を持って行かないと何にもならないよ?」
「帰国後キャリアに繋げられなきゃ意味ないよね」
「無駄に1年間過ごさないようにね」
そんなことを言う人が必ず現れます。
中にはあなたを思っての言葉もあるでしょう。
でも、ワーホリは
英語がペラペラにならなくでも
キャリアアップに繋がらなくでも
誰かにすごいと思われなくてもなくてもいい
と私は思います。
こんなふうに思ったこと、ありませんか?
「ワーホリ行ったら英語話せるようになる?」
「結局ホリデーでしょって思われそう」
「やりたいことが明確にあるわけじゃないのに行っていいのかな」
答えは全部、自分次第です。
外国人の友達をたくさん作って英語が伸びた人もいる。
日本人の友達を見つけて楽しく過ごした人もいる。
高い目標を掲げて達成した人もいるし、
なんとなく渡航して、なんとなく1年を過ごした人もいる。
ちなみに私は、
外国人の友達は少しだけできた。
英語力はそこそこでビジネスレベルじゃない。
目標は「海外で生活してみたい」それだけでした。
いわゆる成功例ではないと思います。
それでも行ってよかった
私は人に評価されるために海外に行ったわけではありません。
「英語が話せる人生がよかったな」と思いながら死にたくない。
その気持ちだけで、決めました。
1人で行って、たくさんのトラブルもある中で生活しました。
帰国後、
英語は完璧じゃない。
ネイティブと深い議論なんてできない。
でも、
海外で家を探して、
仕事を探して、
働いてお金を稼いだ。
苦手な料理も最低限やったし、
英語で契約書を読んでサインもした。
1年間、異国でひとりで生活した。
それだけで、私は十分行って良かったと思える経験をしたと思っています。
何者でもない時間
病院を辞めたあと、肩書きがなくなって
「私は何者なんだろう」と思っていました。
看護師を辞めて、キャリアを中断して海外に行った。
でも、あの1年は
「何者かになる時間」ではなくて「何者でもなくていい時間」でした。
英語力よりも、資格よりも、
ただのなんでもない自分で生きていたことが、
その後の人生を支えてくれているような気がします。
ワーホリはキャリア戦略じゃなくてもいい
もちろん、
- 英語を本気で伸ばしたい人
- 海外就職を目指す人
- 明確な目標がある人
そういう人もいて、それもまた素晴らしいことです。
でも、そうじゃなきゃいけないとは思いません。
理由がふわっとしていてもいいと思うのです。
海外行きたいな。
でも怖いな。
英語できないしな。
そうやって迷っているうちに、年齢制限がきて選択肢がなくなる。
私はそれが嫌でした。
「とりあえず行ってみるか。」
そんな気持ちでも、何かしら「得るもの」はあると思います。
他人から「ただのホリデー」「何にも役立っていない」と思われても、
自分の中で、その経験からしか得られなかった何かがあるなら、
それで十分だと思うのです。
私がワーホリで得たもの
英語はそこそこ。
外国人の友達もそこそこ。
でも、
海外で1人で生活できたという自信。
自分を少し好きになれた感覚。
肩書きがなくても生きていけるという実感。
これは、その後の人生を格段に生きやすくしてくれました。
おわりに
もし今、
「やりたいけど、意味あるかな」
「英語できるようにならなかったら無駄かな」
そんなふうに考えているなら。
無駄でもいいんじゃないかな、と私は思います。
私はすごい成功をしたわけでもないし、
英語もまだまだだし、
帰国後すぐ何かに繋がったわけでもない。
でも、あの一年があったから、
私は今の私をもっと好きでいられています。
目的はあとからついてくることもあります。
振り返ったら無駄じゃなかったこともあるし、
無駄な時間こそが何かを生み出すこともあります。
軽い気持ちで踏み出した一歩が、
思っていたより深い時間になることもあります。
ワーホリは、
選ばれた目的意識の高い人だけが行くようなものではなく、
「行ってみたい」
「やってみたい」
で選んでもいいと思っています。
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